メイヨー・クリニック Ⅵ
RMH Rochesta- Methosist Hospital ロチェスター・メソジスト病院
ベッド数 約800 (最初の記載、千にはちょっと足りませんでした)
ロチェスター・メソジスト病院RMHは当初は1906年に
ジョン・H・カーラーが病院事業として、手術室、入院施設を
備えたホテル病院をロチェスター、メイヨーの施設の近くに設立したものです。
カーラー事業体は1950年代に医療サービスから手を引き、
この際にハリーブラックマンHarry Blackmun
(メイヨークリニックの法律顧問)などの市民がメソジスト教会に
働きかけて1954年に後援団体sponsorとなってもらったようです。
1966年には、新しい設備を備えた、794ベッドの病院となり、
Rochesta- Methosist Hospital メソジスト病院として開所されました。
ところで、メソジスト病院では、外来者に手術をバルコニーから
見学できるような工夫がされており、ガラス窓越しに斜め上方から、
術者の手さばきなど全てが見学できました。
見学可能な手術が事前に提示され、その中から見たいものを申し込む
という非常に簡単な手続きだっと覚えています。
たまたま鼠径部のヘルニアの手術を覗いていたら、
セニアーレジデントが下のジュニア-レジデントに手術を
指導していましたが、途中で手順を間違えたか、なにか、
一種のパニック状態になり、アナウンスで見学者は退室となりました。
ヘモ・アッペ・ヘルニアは外科1年生のあたるオペですが、
解剖的に迷いだしたのでしょうか? 相当に慌てて、
収拾がつかなくなったようでした。
ギャラリーを意識して余計にあがってしまったのでしょう。
ところで、こういう宗教団体を母胎にした病院施設と
メイヨー流の医療活動が相いマッチして、世界に冠たる医療施設が、
一昔前の僻地に出来上がり、以後、常に献身的な医療サービスが
提供されるようになったことは素晴らしいこと思います。
我が国の長野の片田舎の佐久総合病院の活動なども一部似た部分があると
思います。これに宗教的な信条が加わると、一段と質の高い、
素敵な医療サービスが展開されると思います。
日本国内でも、宗教団体の持っている病院は、天理の教団のものや、
東京中野の佼成病院など、レベルの高い医療、しっかりした看護サービスを
やっています。
後者の中野区にある病院には、一度、心疾患の患者をQQ車に乗せて
運んでいったことがありました。良いい雰囲気の対応でした。
それに比べて、当時の渋谷にある赤い十字マークの病院のサービスや
救急対応の悪いこと・拙いこと、散々に苦い思いをさせられた事があります。
医療従事者としてのスピリットに平均レベルより劣るものがあるのでしょう。
20年前のことで、現時点では改善されていると願うのですが。


